認定講習会

公式インストラクター認定コースとは

健康問題の五つの分野に係わり、長時間接触によるネット健康被害の現象をデータとして把握し(事実)、その発生要因の証拠(エビデンス・科学的根拠)を理解します。前提として八つの分野に係わる講演に必要な体と脳・心についての初歩的な知識を得ます。ネットアドバイザーは医学の専門家ではありませんので、あくまでも参考・引用した医学者の研究であることを明確(出典)にして、それを自分の言葉にして話すことが必要であり原則と考えています。

これらの学習内容を、提供された教材(PPと資料)をベースに、自分が活用しやすいように再構成し、または必要と考える事実と証拠を加え、オリジナルPPを制作して講演をおこないます。これらの力量の形成を目指します。

認定の課題と審査

講習会終了後5ヶ月以内に次の課題を提出してください(期限内に提出が不可能の時は延期申請を行う)。

①別紙推薦図書、または自ら選択した関係する図書より五~八冊以上を読む(以前に読んだものを含む)。  *別紙様式1

②提供されたPPを活用し、自らの調査・学習によりオリジナルな内容とデータ等を取り込み、「ある単元」または、「ある小単元」を再構成したもの、または、新たに独自の単元・小単元を構成したもの、言い換えると「本会が提供した教材を再構成し、明日からの自らの出前授業や講演ができるもの」を提出する。

認定証の有効期限

有効期限は、発行日から3年間とし、その期間に本問題に係わる研修、各地の講習、読書等の累計(ポイント)が満たされれば、継続になります。継続ポイント制度については、別紙参照(2018.12までに検討し制度化します)

講演・出前授業の斡旋について

本養成連絡協は、認定者に対して原則として講演・出前授業について斡旋しません。講師の斡旋は、講習会共催の地域市民ネットアドバイザー団体からの紹介が一般的と理解しています。ただし、地域に市民ネットアドバイザー団体がない都道府県で、本部に講師紹介依頼があった場合は連絡をします。また、地域の関連する団体を紹介します。

講習会後の認定者へのフォローアップの支援について

その後のレベルアップは、地域の市民ネットアドバイザー団体が企画運営して行うことが望ましいと考えています。その場合の、講師の紹介、斡旋は本養成連絡協会員(医療)である皆さま、また、新教材(PP等)の紹介講演(演習)は、本部「内容教材開発委員会」のメンバーを必要に応じて紹介します。さらに、認定者と開発委員が相互に学びあう場をWebに設置し=「学びのコーナー」、開発教材の交流を行います。そこに登録された教材は、提供者の著作権に関する考え(ⒸかCCコモンズ)に従い、活用することができます。Ⓒのついている教材・スライドについては、制作者へメールで使用伺いを行い使用します。多数の方の学び、アイデアを著作権の理念を踏まえ活用させてもらう優れた制度です。